“When one door closes another door opens"
久しぶりに営業時間の合間にブログを更新してみる
英語のタイトルにしてますが、
わかりますよね?だいたい。
ひとつのドアが閉まれば新たなドアが開く。
店では絶賛セール中、
家の方は娘の3学期も始まり、通常運転モードに。
そしてPTAに時間と気を取られる日々も再開した。
2月18日から欧州に買い付けに行く。
ちょうど2年前の同じ時期、娘が保育園年中の終わりごろ、
欧州買い付けをスタートした。
以来、半年に一度のペースで欧州買い付けをしているので
来月で5度目。
豊崎から十三への移転は
自分でプランして(もちろん塗ったり描いたりを手伝ってくれた家族・友人や
お仕事として受けてくださった職人さんはいます、一人ではなかった)、
自分のアイディアで店という箱を作って、
自力で品ぞろえする、それがはじまったときでもあった。
アメリカに仕入れにいっていたころは
アメリカのこともバイイングのことも熟知している弟という心強い助っ人がいて、
行く先々で商品をひとつひとつ、
自分の手で掘り自分の目で選んでいたのは間違いないけれど
そこに連れて行ってくれるのは弟だったから、
まあ~半人前、極まりないわけで。
誰かがいないとそこにすらたどり着けないなんて。
アラスカ以外のすべての州を制覇している弟なので
そりゃあそりゃあマニアックなところに連れていってくれてたはずだけど
はっきりいって全然覚えてない、あれはいったいどこだったのか。
(州くらいは覚えてますよ)
自分の力で動いてないっていうのはそういうこと。
得られるものも、それ相応ね。
個人事業主としてのイロハのようなものは少しずつゆっくりとわかりつつもあり、
ひっきりなしにお客さんがいるような店では全くなかったけれど
なんとか、営業継続できるだけの、お客様にも恵まれ、
自分の商いの適正サイズもわかってきたかな~って頃、
現在のエグチが入っている神津マンションと出会う。
物件のことは好きだし、
十三という街の酒とピンクの活気も個人的には大好きだったけれど、
豊崎・中崎町とは全く商圏の異なるエリアで古着屋をやっていけるのだろうか、
ともちろんそりゃよぎった。
移転のことを弟に話してみたときに
「いーやん!」と即返事してくれたのは弟だった。
夫は当時なかなか渋っていたけれど、
(せっかく中崎町でやってきたのに、、、、と)
ほかにも背中を押してくれる人もいたりで
私は、エグチの最適化を図る移転をした。
中崎町から十三、
12坪から7坪、
路面から2階、
ああ、こう書くと、
縮小移転とか貧乏移転とか転落移転とか、そんなように映るかな。
でもそれが私にとっての最適化移転だった。
身の丈にあっているところでのやりなおし。
そこからはや2年。
楽しく、よりマイペースにお店やっている(できている)のは
みなさんお察しの通りで。
移転のことを決めて、買い付けに行くと決めた先、
弟なしでは身動き取れないアメリカじゃなしに
自分が10年前に住んだ国、イギリスを選んだ。
10年前の大切な友人たちに会いに行く目的もあったので、
その10年会ってない間の最も大きな自分の変化は
家族を持ったことだったから、
娘を連れて、娘との二人旅という大義名分と
ひとりで行くのはやっぱり心細かったから、
娘が私の相棒だった。
と、イギリス買い付けがスタートしたときから
お世話になっている倉庫、
はじめて行ったとき娘と一緒だったから、
毎回「How's your little one?」と娘のことを聞いてくれる仕入れ先、
来月も当然回るつもりで連絡を取ったところ
一番よくしてくれた男の子が辞めてた。
whatsappというあっちのLINE的なやつでつながっているし
現在は個人でビンテージ関連のスモールビジネスをしているということだったから
今後もこの彼とはつきあいが続くだろうと思うけど
でも、その会社からこの彼がいなくなったのは大きいことだった。
その証拠にというか、、、、
普通にそこの会社に連絡とったら、もうhandpickさせてくれないという。
handpickというのは、一個一個選ばせてくれる、ということ。
私のような店で、一個一個選ばせてもらえない仕入れはありえない、
1個1個私が選んでるから私の店、なのだから。
カテゴリーに分けられた袋を中身の確認なしで買いとるシステムの
仕入れに変わってしまった。
だから、もう、ここにはいかない。
ということで買い付け先のアポを入れ始めているところだけど
しょっぱなから、あれまー!と驚く。
これまで渡欧のたび、
必ず仕入れ先を増やしてきたので
まあここの1軒に入れなくなったからといって
そこまでピンチと感じてないけど
一番最初からお世話になってた先だったので、ちょっとさみしいなと。
娘連れて行って、
スタッフの子が娘に紙と色ペンを渡して相手してくれたこと。
私がピックして山にした服を、
娘がジップが動くかどうかと、服から(特に脇のあたりから)おかしな臭いがしないかのチェックをして、いっぱい手伝ってくれたこと。
そんなことなんかを思い出して、ちょっとさみしい。
なんとなく安定してきた(ある意味ルーティン化だったかもしれない)
欧州買い付けだったけど
また気持ちが引き締まった
早速新たな先も探し始めアポとり中。
行ってない町にもちょっくら行ってきます。
“When one door closes another door opens"
を信じて。
冬季営業はあと今日を入れて4日です。
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そして最近のインスタグラム貼っておきます~
複数枚投稿(インスタではスワイプして見る)のやつ、
うまく貼れるかな~?
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減ってきてるので、かなりSSな商品もセールに追加しております。いつだって欲しいTシャツや刺繍もの、エイ❕って目つむりながらラックに入れてますので、お待ちしてます。#egch #SALE
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