またミズイロ
おはようございます。
月曜日はじまりましたね。
先週のスタイリングからご紹介。
こちら。
目を引くミズイロのニットコートはフランス製、
ハイゲージで編まれたバージンウール100のお品です。
私はとにもかくにもこの水色(気持ち白に近いグレーが混ざったようなみずいろ)と
目の詰まったしっかりしたニットというところに惹かれて買い付けたのですが
ブランドを調べてみたところ
1979年創業フランス・ノルマンディー地方にて創業のニット専業メーカーということでした。
私と同い年です。
女性だとまあまあオバハンですが
ブランドの歴史としてはそこまで長い方ではないですよね?
前開きの留めにマグネットボタンが使われているあたりも踏まえ
こちらのニットコート自体、古いお品ではありません。
ちなみにノルマンディー地方というのは、
フランス北部に位置しパリ市街とは離れた海に近い地域で、
SAINT JAMES が有名ですが、その地理的背景から
海軍向けや漁師向けなど、船の上で着るシャツやニットをつくるメーカーが多いそうです。
以前のスタイリングでニュージーランド製の
シープスキン風ボアジャケットのボアがピュアバージンウールで、
そのときにも書きましたが
脱脂(刈った毛の脂分を抜くこと)を極力しないバージンウール素材は、
保温性と耐水性を高めるとされています。
海の上での雨や波しぶきで濡れることを想定していますので、
水をはじく脂を残して毛糸にした、ということが由来となり
海軍や漁師など、海で働くおとこのためのニットに見られる特有の素材なのだそう。
ほかのウール製品と比べたとき
ふわふわの質感ではなく、人によっては多少ごわごわした感じがする質感と捉えるかもしれません。
それなりのヘビーさを感じます。
サイズ40なので、普段7号から9号お召しの方が
少しのゆとりをもってコートとして着るのにちょうどいい大きさです。
ふわふわしていないということは毛羽ケバした感じがありません、
すなわち、ウール特有の視覚からくる「真冬」感なく
春先に向けて今くらいの時期にちょうどよい実用品かと思います。
ヘビーローテーションするアウターにはならないかもしれませんが
トレンドが打ち出されたデザインでない分
何シーズンも年月をかけて大切に着続けていただける一着になれると
自信を持ってお勧めできるお品です。
インにはこちらのニットを
これを選んだのは
水色との色遊びをしたかったのと
首に使いたいものがありました。
香港メイドのプラスチックですので
推定1970年代のナプキンリングです
見た感じセルロイドかな?と思っていますが
私の勉強不足、断定ができません。ごめんなさい。
しかしアーリープラスチックに見られる、
なんでしょう、ぬるっとした感じの質感?と独特の色がかわいらしいです。
お花の部分も巧妙にできているので
ナプキンリングにしておくのはもったいない!
と、このようにスカーフクリップ的に使いたかったので
このニットを選んだってなわけです。
こっくり色の素敵なニットは昨年12月のセールに入れてたものです、
いったん店頭から引いてましたが今回のアイテムピックアップで店頭へ復活です。
もちろんセールプライスのままですよ。
無地のそこはかとない魅力を押し出したかったので
スカートも潔く白です。
アシメトリなソフトプリーツによる優しいフレアシルエット
細畝コーデュロイはイタリア製です。
軽いさらっとしたコーデュロイです。
しかし裏地つきの為、真夏は涼しく着難いかなとは思いますが
限りなくシーズンレスに使える一品。
靴はこちらのオールドパンプスを。
履き口のカッティングが
デビルマンとかアトムとかの髪型を彷彿とさせます。
色は黒に限りなく近いネイビー。
そうそう思い出したように
ベレーをかぶせてました。
手刺繍美しい
とんがらないで、優しさ貫くコーディネートです。
おねだん
Beret 2500yen
MIZUIRO knitted coat 7500yen
inner brick red knitted top 4800--->3300yen on sale
skirt 4500yen
heels 5900yen
old plastic napkin ring 1500yen
てなわけで今日はなかなか
薀蓄がましいスタイリングブログでした。
今週もよろしくお願いします!
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